とらわれない自然 風に吹かれざわついていた竹は 風が止めば静かになる 飛ぶ鳥の影を映していた渕は 鳥が飛び去れば何も映していない 自然はいつまでもとらわれてはいない いつまでも、騒いだり嘆いたり拘っている人間は どこか不自然なのかもしれない