箸は動かす対象か
自転車は操る対象か
使いこなせるようになれば
物にも神経が通ったようになり
自分と物とが一体化している
もう対象物ではなくなっている
ブログの中で、「万有愛護」に関するものです。
箸は動かす対象か
自転車は操る対象か
使いこなせるようになれば
物にも神経が通ったようになり
自分と物とが一体化している
もう対象物ではなくなっている
心がしずまる程
細やかなものをキャッチ出来る
鳥がいる
虫がいる
草花がいる
心がしずまる程
彼らの息吹を感じる
爽やかな風は心地良い
心が開く
リラックスさせてくれる
石粒混じりの風は痛い
心を閉ざす
身構えてしまう
「氣」は爽やかな風
「力」は石粒混じりの風
機械化が進んで
機械が人の手に取って代わっているが
機械ではマネが出来ないことがある
それは心を使うこと
おにぎりを握る
愛情を込めて
赤ちゃんの口に食べ物を運ぶ
優しさをもって
体調の悪い人に手を添える
思いやりをもって
心が伴う動きは
機械ではマネ出来ない
元氣な人が行動すると
つられて行動してしまうことがある
元氣な人のエネルギーが
周囲に影響を与えている
氣は共有可能
自分の元氣を
相手の元氣にすることができる
幸せな家庭ってどんな家庭
みんなが笑顔みんながつながっている
幸せな社会ってどんな社会
みんなが笑顔みんながつながっている
幸せな世界ってどんな世界
すべてが笑顔すべてがつながっている
優しい言葉があるから優しいのか?
優しい行いがあるから優しいのか?
言葉や行いがなくとも
優しさを感じることがある
「氣」でその人の優しさが伝わって来る
人と接するときに「みる」とは
視覚で捉えられるものを認識するだけではない
視覚+相手の心を感じ取ることが大切
そうすれば
相手を理解することが出来る
相手を氣遣うことが出来る
護身にもつながる
私たちは、呼吸や食事をしなくては生きていけません
酸素も食材も、大自然が生み出しているもの
私たちは、大自然に生かされており、大自然と共にあります
大自然を傷つけるのは、自分を傷つけるのと同じ
自分を大切に思うのなら
万物を大切にしなくてはなりません
合氣道で相手を導く際に
相手の氣の動きにこちらの氣を足して
相手が行きたい方向へ行かせるやり方があります
タイミング良く出来れば良いのですが
タイミングが遅れたり、方向がずれていると、上手く導けません
人を応援したり手伝ったりする時も
相手がやろうと心が動く時にタイミング良く
相手の氣持ちに添うものであると良いでしょう
合氣道で、相手を投げようとして硬く接すると
相手も緊張して硬くなります
相手を優しく導くつもりで柔らかく接すると
相手は緊張せず柔らかいままです
自分と相手は、鏡のような関係になるようです
人に意地悪をすれば、相手も意地悪をする
人に親切にすれば、相手も親切にしてくれる
人に冷たくすれば、相手も冷たくなる
人を大切にすれば、相手も大切にしてくれる…
先ずは自分から、良き接し方をしたいですね
勝負事には、勝ち負けがあります
勝てば嬉しい、負ければ悔しい
では、勝負する相手が失敗したり怪我をしたりしたら…嬉しい?
勝ちにこだわるのなら、嬉しいかもしれません
相手がいるから、試合が出来る
日頃の練習の成果を発揮することが出来る
自分の実力を試すことが出来る
感謝の氣持ちがあれば、嬉しがってはいないでしょう
ウソは?…良くない
素直なのは?…良いこと
間違いは?…許されない
「そうだ」と思った人もいれば、「違う」と思った人もいるでしょう
”物事に対する思いは、人それぞれ”
“物事に対する思いは、人それぞれ”と知っているだけで
より寛容の人になれるのではないでしょうか
人を「やる氣」にさせるのが上手な人がいます
強制的、高圧的、無理矢理ではなく
自らやりたくなるように「元氣」付けてくれます
合氣道の技は、相手を導き、投げたり抑えたりしますが
導く際は、相手が動き易いように
相手を“手伝う”、”応援する”、“鼓舞する”「氣」の流れで導きます
日常の中で人を導くのも、合氣道の技で相手を導くのも
相手の心が動くような、“暖かい”「氣」で導くのが
導き上手でしょう
仏像の背後にある後光(光背)は
仏の光明、即ち、慈悲や智慧を表しているとのこと
仏の光明は、あまねく世界を照らしているそうです
自分からもそのような光が出て
世界を照らしていると思ってみては如何でしょう
もちろん、慈悲や智慧の心を以て
実は、心身統一合氣道の教えは、
「万有を愛護し、万物を育成する天地の心を以て、」
「氣を(天地の果てまで)出す」という教えなのです
似ていませんか?(^_^;)
群れで生活する野生動物のボスは
群れの仲間が危険な目に合わないよう
四方八方に氣を張り巡らせ
広い感覚を持っているはず
私たちも、家族や大切な人を守る為に
広い感覚を持っていると良いでしょう
風にも色々あります
心を和ませる優しい風
心を閉ざさせる荒々しい風
氣持ち良くさせてくれる爽やかな風
心身を緊張させる冷たい風…
「風」を、その人が発する「氣」と置き換えてみましょう
心の状態で、その人が起こす「氣」の風が変わります
それが、「雰囲氣」となります
周囲に良い影響を与える「氣」の風を出していたいですね
子供が無邪氣にじゃれ合っています
同じ事を大人が真似しようとしたら・・・
どこか氣恥ずかしくてやりにくいのではないでしょうか
何かしらの心理的壁を作ってしまいます
壁があると、相手との一体感は出てきません
挨拶や握手でも、心理的壁があれば、どこか余所余所しい
壁がなければ、氣持ちが通じ合い、一体感が生まれます
「氣」がよく交流するには、心理的な壁を取り除くことが必要です
嬉しそうな人、楽しそうな人、幸せそうな人は、“明るく”みえます
まるでライトのスイッチが、オンになった状態
ライトからは光が出ていますが
人からも何かが出ていると考えてはどうでしょうか
それが「氣」であり
「氣」がたくさん出ている人が「元氣」なのです
「氣」をたくさん出して
周囲を明るく照らしたいものです
草取りをする時、葉だけがちぎれて根が残ることがあります
心を根に向けて、根を感じながら抜くと、根まで抜き易くなります
これを、根に氣を通わせるといいます
握手する時は、相手に心を向けて、相手のことを感じながらすると、
氣持ちの通う握手になります