寛裕大度

ブログの中で、「寛裕大度」に関するものです。

広い視点で

自分が正しいのか正しくないのか?

相手目線で見ればどうなのか?

第3者目線で見ればどうなのか?

世界目線で見ればどうなのか?

未来目線で見ればどうなのか?…

広い視点で見たほうが

正しきに近づくのではないか

相手目線を持って伝える

相手にこちらの意図が通じない

相手の理解力がないから?

相手の立場になってみる

相手が理解し難い伝え方なのかもしれない…

相手が今理解する状況にないのかもしれない…

相手目線を持つと

相手に伝わり易くなる

相手目線を持つ

自分目線しか持たないと

自分勝手な言動をして

相手と衝突したり

相手を傷付けたりすることがある

心身統一合氣道では相手の氣を感じて

相手を尊重して導く稽古をする

言わば相手目線を持つことで

相手と調和することが出来る

失敗は悪いことか

失敗は悪いことか?

現状把握が出来る

自分に不足しているものに氣付ける

努力目標が出来る

そう捉えられれば

悪いことではない

「みる」とは?

人と接するときに「みる」とは

視覚で捉えられるものを認識するだけではない

視覚+相手の心を感じ取ることが大切

そうすれば

相手を理解することが出来る

相手を氣遣うことが出来る

護身にもつながる

氣持ちを広げると自由に

相手に手首を掴ませます

掴まれた手を動かそうとしてもなかなか動けないのに

空に絵を描くつもりで手が動くと、自由に動けます

伸び伸び大きな氣持ちでいることが

自由を生みます

大きい氣分で執着を脱す

「執着」とは、強く心がひかれて離れられないこと

いつまでも腹を立てていたり

いつまでも落ち込んでいたり

いつまでも悲しんでいたり

いつまでも浮かれていたり…

「天空海闊」という言葉があります。

度量が大きく、こだわりのない様をいいます

執着を脱するには、大きな氣分が役立ちそうです

相手の立場に立って判断

自分が見ている景色と、相手が見ている景色は違います

見ているものが違えば

氣付くことや、それに基づく判断も違ってきます

自分目線だけで判断せず

相手の立場に立って

相手目線で見た景色も想像することが

より正確な判断をすることに役立ちます

うるさいのは人のせい?

同じような物音や言葉でも、

日によって氣にならない時と、耳障りで氣になる時があります

体調面の影響もあるかもしれません

精神的な影響もあるかもしれません

心が穏やかな時は氣にならないことも

イライラ等心が波立っている時は氣になり易いものです

周囲を責める前に、自分に要因は無いか省みる態度も必要でしょう

鏡の関係

合氣道で、相手を投げようとして硬く接すると

相手も緊張して硬くなります

相手を優しく導くつもりで柔らかく接すると

相手は緊張せず柔らかいままです

自分と相手は、鏡のような関係になるようです

人に意地悪をすれば、相手も意地悪をする

人に親切にすれば、相手も親切にしてくれる

人に冷たくすれば、相手も冷たくなる

人を大切にすれば、相手も大切にしてくれる…

先ずは自分から、良き接し方をしたいですね

言葉を聞く・心を聞く

「痛い!」「やめて~!」「助けてくれ~!」

どんなシーンを想像しましたか?

バイオレンスなシーンですか?

実は、私が子供とプロレスごっこをしているシーンです

心の中は楽しんでいます

「言葉」の字面と、言葉を発した人の「心」は、異なる場合があります

「言葉」は、「心」を伝える道具に過ぎません

人の話を聞くときは、「言葉」を聞くのではなく

その人の「心」を聞くことが大切でしょう

腹からの声で伝える

癇癪を起した人の高い声を、「癇声(かんごえ)」と言うそうです

癇声は、その人の頭の方から発せられる感じ

一方、落ち着いた人の声は、腹から発せられます

癇声は、耳障りで素直には聞きたくないもの

依頼、指示、命令、忠告、指導等を人に伝えるときは

落ち着いて、腹からの声で伝える方が良いでしょう

思いは人それぞれ

ウソは?…良くない

素直なのは?…良いこと

間違いは?…許されない

「そうだ」と思った人もいれば、「違う」と思った人もいるでしょう

”物事に対する思いは、人それぞれ”

“物事に対する思いは、人それぞれ”と知っているだけで

より寛容の人になれるのではないでしょうか

避雷針のある腹

他人の言動に寛容な度量の大きい人を

腹が大きいといいますが

いくら大きくても、有限の大きさでは

いつか満杯になってしまします

避雷針は、雷の電流を地中に放電し建物を守ります

腹(下腹)にも、避雷針のように

不要なものがどこかへ流れて消える回路があると考えてみましょう

ため込まずに済み、容量は無限大となり

益々腹の大きい人になれます

前に進む為の必要素

誰かに身体を抑えてもらって、歩こうとしてみます

自分の身体や相手のことを氣にしてもがくと歩き難いのですが

慌てず騒がず落ち着いて、自信を持って、心を前に向けて歩くと、歩き易くなります

身体を抑えられているということを

今自分が乗り越えるべき課題や困難に直面していると、置き換えてみましょう

前へ進んでいくには

「落ち着くこと」「自信を持つこと」「目的や目標にしっかり心を向けること」が

大切と言えそうです

「氣」の風

風にも色々あります

心を和ませる優しい風

心を閉ざさせる荒々しい風

氣持ち良くさせてくれる爽やかな風

心身を緊張させる冷たい風…

「風」を、その人が発する「氣」と置き換えてみましょう

心の状態で、その人が起こす「氣」の風が変わります

それが、「雰囲氣」となります

周囲に良い影響を与える「氣」の風を出していたいですね

心理的壁を取り除く

子供が無邪氣にじゃれ合っています

同じ事を大人が真似しようとしたら・・・

どこか氣恥ずかしくてやりにくいのではないでしょうか

何かしらの心理的壁を作ってしまいます

壁があると、相手との一体感は出てきません

挨拶や握手でも、心理的壁があれば、どこか余所余所しい

壁がなければ、氣持ちが通じ合い、一体感が生まれます

「氣」がよく交流するには、心理的な壁を取り除くことが必要です

大きな氣持ちと争いの心

孫悟空は、お釈迦様と智慧比べをしようとして

筋斗雲に乗って全力で飛んで行きますが

お釈迦様の手のひらから抜け出すことは出来なかったそうです

孫悟空は争っていますが、お釈迦様は争っていません

大きな氣持ちで孫悟空を包み込んでいます

私たちもお釈迦様を見習って、大きな氣持ちで相手を包み、

争いの心をなくしていきたいものです

相手の「心」を導く

合氣道は、相手を導きます

導く際に相手の何を対象とするか?

「身体」を対象にすると、こちらも「身体」を使って力で動かしたくなります

「心」を対象にすると、こちらも「心」を使い「氣」を使って

相手が動きやすいように、“配慮”して導きます。

何事においても人を導く際は、相手の「心」に対して、

「心」や「氣」を使って、“配慮”しながら導く方が良いでしょう

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