「氣」で「執着」を取り去る

仏教では、苦しみの原因は「執着」にあるといわれます。

物事にとらわれることによって、悩み・不安等の苦が生じるというのです。

何かにとらわれているときは、視野が狭くなっているものです。

広い視点で柔軟に対応することもやり難くなっているでしょう。

武道にも「執着」があります。

相手にとらわれると、全体が感じ取れなくなります。

「氣」が四方八方に通っている状態で「心」を向けると、全体を感じ取れます。

「氣」が四方八方に通い、広い感覚を持つことが、

「執着」による苦しみを取り除くことにも役立ちそうです。

2020年03月15日|ブログのカテゴリー:落着き・不動心